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ゆめのおかしら

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「万引き家族」を観てきたよ

おととい(2018.6.8)に公開されたばかりの「万引き家族」を観てきました。
カンヌ国際映画祭のパルムドールを受賞!!がどれだけ栄誉あることかあまり実感がないような映画オンチですが、阿部寛が好きで観に行った同監督の「海よりもまだ深く」がとても良かったことをふと思い出しまして。


すっっっごく考えさせられることが多い内容だったな……というのが率直な感想です。とても良かった。


「血がつながっている=本物の家族」って認識がきっと"普通"で(とても嫌な話だけど私も少なからずにそう思ってしまっている筈で)、それを前にしたら擬似家族(偽装家族?)はこんなにも無力であっけなくて……。それがとても胸に突き刺さる内容でした(私には)。
血のつながり的な問題だけではなく、題名の通り軽犯罪が絡むお話でしたから、本当にもう容赦なく"普通"を浴びせられるシーンがありまして。万引きは悪いことだ、年金不正受給は悪いことだ、誘拐は悪いことだ。いざ書いてみたらフツーのことだな、と思ってしまって改めてゾッとした。

犯罪が善い悪いの話じゃなくて、"普通"がこんなにも無神経に人を(絆を)傷つけるって描写が半端じゃなかった。
"普通"は迂闊に口にするもんじゃないって気をつけてきたつもりだけど、それでも後ろめたい気持ちにならずにはいられなかった。
お母さんが第三者から「子供からの呼ばれ方」を問われるシーンが個人的には一番つらかったです……あそこの安藤サクラさんはずっと忘れたくないな…。


もっと貧しくても犯罪なしで暮らしている家族は世の中いっぱいいるかもしれないけど、そういう比べっこが必要な話ではなかったと思います。
すてきな家族でした。そんなに大きな出来事があったわけじゃないけど、それがむしろ身近に感じられました。
ドラマチックに強固というほどの絆ではなかったから、為すすべもないのが切なかったです。


ネタバレはあまりしないようにと思ったけれど、ここまでの暗めの書き方でお察しの部分ももしかしてある?(すみません…)
「家族を超えた絆」って映画の紹介文にあるんですけど、結局のところ本物の家族には負けてしまうんかーーいと思われるかもしれませんが、いやきっとこれは救いのあるお話だったなと感じています。ものすごく受け手次第だと思うところなんで何とも言えませんが……。

私感なのでいちおう反転↓
虐待疑惑があるのに本当の親のところに子ども(佐々木みゆ)が戻ることになってしまっても、「手を上げるのは好きだからなんていうのは親の嘘だ」と教えてくれた安藤サクラママのおかげで、これから先は同じように虐待があっても嘘を見抜けるかもしれないし、血より絆を求めて家を飛び出せるかもしれない(リリーフランキーや安藤サクラとまた家族になるかはさておき、血縁に盲目的にならずに家を出ることができたのなら、それは絆が家族を超えたことになるのかなと)。そういう意味で、擬似家族として過ごした時間の意義は十分に見い出せるのかなと思います。むしろ怖いのは子どものSOSに対して"普通"を振りかざしてしまいそうな周囲かーーあーー私もだなーー怖いーーーー気をつけたいーー……


夫婦の営みのシーンがあったり、松岡さんがJK見学店で働くシーンがあったり、リリーフランキーがお尻を向けて泡を流す(めっちゃシリアス)シーンがあったりするので、抵抗がある人は注意だぞ(笑)

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